3.12 日中大学でオープンキャンパス。これからこの大学を目指そうとする高校生たちと向き合ったあと、同僚の先生たちと連れ立って、横浜のベイ・シェラトンへ。そう。この日は謝恩会。

日程調整の関係で、どれくらい集まるのか心配していましたが、約40人弱が集合。久々に会う懐かしい顔も多く、にぎやかで楽しい会になりました。準備してくれたSさん、司会のAさんはじめ、実行委員の皆さん、本当にご苦労様でした。

今年の4年生は、僕が始めてこの大学に来たときの二年生。特に最初に持った授業の主な履修者たちなので、ついつい「ああ、みんな大人になったな」などと、爺むさい感慨に浸ったりして。でも、本当にそう思うよ。いつからかなあ、去年のはじめ辺りからだろうか、君たちがどんどん「学生」に見えなくなり、なんとなく「友」として接するようになりはじめたのは。

二次会のあと、カラオケに行って、90年代の歌をメドレーで歌いながら、同じ時代を君たちと生きていることを実感し、胸が熱くなりました――年とってなどいられない。

二年前の謝恩会と同じように、僕は「人生はいくらでもやり直しが効く。しかし、準拠点が不明確なやりなおしは、浮遊していることと変わりがない。この大学は、そうした君たちの人生の準拠点たるべく変わらずにここにあります。だからいつでも戻ってきてください」と言いました。まだたった三年ですが、教員というのは因果な商売だなあ・・と思います。つまり、人生の旅を続ける卒業生たちの「故郷」を守り、そしてそこで文化を生産し続ける役割を背負っているんだなあ、と。

考えてみれば、慶応と東海と場所は違えど、僕は大学に帰るべくして帰ってきたのだと思います。

帰去来兮    陶淵明
http://www.ccv.ne.jp/home/tohou/kikyorai.htm